メテックス～縁ちゃんと仲間たち～

遠藤です、こんにちは


今日は珍しい、東から西に向かう台風が上陸しました。
静岡市も20:00頃から凄い風が吹いています！



ニュースで、福島県のナショナルトレーニングセンター『Jヴィレッジ』の営業が再開した旨をやっていました。
実に7年4ヶ月ぶりです。




地震が発生した14:46から再開したそうです。




実は、私は2003年に『清水フレンドリーカップin J-STEP』という大会を創った事があります。
清水市と静岡市が合併する時に、清水っ子だった自分と仲間達の清水っ子魂みたいなものを後世に残したい！と思い立上げました。


毎年定期的に大会を進めて行く中で『阪神大震災』が起こりました。
その年の大会にその阪神大震災でもろに被災された兵庫県のチームが参加をしてくれました。


大会を通して被災の体験談を聞いたり、閉会式でいろいろなお話をさせて頂いたり、全国から参加した仲間達と少しでも痛みを分かち合おうとしました。
私にとってそれは凄い体験で、この大会はサッカーだけでは無いな！と確信した瞬間でした。

私の人生においても考え方や発想の岐路に立った時だったかも知れません。
後の東日本大震災の仮設住宅の復興ボランティアに志願して行けたのも、この経験があったからかも知れません。



その数年後に東日本大震災が起こり、皆さんご存知の通り福島第一原発の事故が起こるわけです。


Jヴィレッジは元々、東京電力の持ち物でしたが、原発を建設したという事で地元に寄付をされたそうです。

かって日韓ワールドカップではアルゼンチンが合宿をしたところで、日本代表にとっても聖地と呼べる合宿地でした。
なんと6面天然芝という凄い環境でした。





それが震災後は「背に腹はかえられぬ」という事で、天然芝の最高のグランドは除染作業の拠点となって、作業車両の駐車場になったり、現場の仮設事務所、飯場等が置かれ見るも無惨な姿になってしまいました。








同じサッカーを愛するものとして、また同じナショナルトレーニングセンターでサッカーを楽しませて頂いたものとして、『Jヴィレッジの復興、復活』はずっとずっと切に願う事でありました。





3年半くらい前の新聞にこんな記事が載っていて、嬉しくて切り抜いて取っておきました。


私ひとりでは何もアクションを起こせず、何にも出来ませんが、今日のニュースは本当に嬉しかったです。これからもずっと応援していきたいと思います。

頑張れ福島、頑張れJヴィレッジ！