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2018年01月17日

あれから23年・・・1.17

遠藤です、こんにちは


今日はあの日、阪神大震災から23年の日でしたね。







当時私はまだ板金屋の職人で、親方のところに勤めておりました。
朝、何も知らずに会社に出勤すると、「関西ででっけぇ地震があったらしいぞぉ!」と親方に言われたのを思い出します。

朝、千人くらいと言っていた死者は、夕方会社に戻る頃には2千人とも3千人とも言われていました。
最終的な報告では6千人を超えるという未曾有の震災被害になってしまいました。


私は建築士の端くれとして、新しいお客様には『耐震』『免震』『制震』をひと通り説明する事がありますが、全ては横揺れに対してですよと説明させて頂きます。

阪神大震災は直下型で揺れ始めが震度計でも計れない縦揺れだったと言われています。






鉄筋コンクリート造の建物がこんなになってしまうのですから、木造住宅ではたまったもんではありません。
その時はすぐに逃げて下さいと言っております。
私達が建築する建物が地震に弱いということでは無く、自然災害は何が起こるか分からない、ナメてはいけないという事です。


建築物は計算で数字が出ますが、自然災害は数字では計れないからです。
静岡県は他県に比べて、建築確認の承認の為の地震に対する耐震の係数は高くなっています。
いま静岡県で地震に弱い建物を作るなんて考えられません。
でも、それは全て数字上の話でしかないのです。


よく営業マンのセールストークで「うちは絶対大丈夫ですよ!」なんて言う人がますが、自然相手に絶対なんて、絶対にありません。


『多くの犠牲者を出した地震』のあったこういう日に、建築士として今一度 自分自身の自覚と考え方を整理したいと思います。




Posted by メテックスファミリー at 23:44
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